中間貯蔵施設、12候補地点 政府が提示 現地調査の実施を要請

双葉地方及び福島県と国との協議会が19日、福島市で行われ、細野原発事故担当相、平野復興相、佐藤雄平知事、関係町村長8人が出席した。細野大臣は、中間貯蔵施設の調査地候補として双葉町2か所、大熊町9か所、楢葉町1か所の計12か所を示し、現地調査の実施を求めた。

選定にあたっては、1)除染に伴う土壌や廃棄物の搬入、分別、減容化、貯蔵等に必要な敷地面積を確保する2)各地から除染土壌や指定廃棄物等を効率的に搬入するため、これらが大量に発生する地域になるべく近い3)主要幹線道路(国道6号線、常磐道)へのアクセスが容易である4)地震や津波、地滑りなどの自然災害に備えるため、断層や浸水域、 地滑り地、軟弱地盤を避ける5)河川の流れの変更等を最小限とする――ことの他、設置自治体の負担を軽減することや搬入車両による交通渋滞を防止すること――などを条件とした。


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