[原子力産業新聞] 2012年8月30日 第2636号 ＜1面＞

最終処分受入れず　青森県知事　サイクル政策で要請

青森県の三村申吾知事（＝写真）は２２日、藤村修官房長官、古川元久国家戦略担当相、枝野幸男経済産業相、細野豪志環境相、奥村展三文部科学副大臣を訪れ、原子力政策に関する要請を行った。枝野経産相に対しては、核燃料サイクル政策に関して、県を高レベル放射性廃棄物の最終処分地にしないことを再確認した。

三村知事は、エネルギー政策の見直しに関連して原子力委員会が提示した核燃料サイクル政策の選択肢の中に、使用済み燃料の直接処分を基本方針に含むものがあることから、県内に使用済み燃料が置かれたままとなることを懸念している。

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