「住民投票は選択肢の1つ」 新潟県知事 柏崎刈羽再稼働問題で発言

新潟県の泉田裕彦知事は23日の記者会見で、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題で県民投票条例制定をめざす直接請求で、県内有権者の50分の1を超える署名が集まったとされる件について、「住民投票は選択肢の1つだと思っている」と答えた。

また、原子力発電関係団体協議会については、「協議会は全会一致が原則」とし、静岡県の脱退に関し、「集約できる部分の意見をまとめていく努力を全くしなくていいのか」と疑問を呈する一方で、青森県が協議会ではなく単独で政府に要請した件については、「特殊事情があり、核燃料サイクルが見直された場合に、核の最終処分場になるのではないかという懸念がある」と理解を示した。


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