野田首相が再選続投 民主代表選 細野氏が政調会長

21日、都内のホテルで開かれた民主党代表選出大会で、野田佳彦首相(55)が再選された。赤松広隆・元農相(64)、原口一博・元総務相(53)、鹿野道彦・前農相(70)を大差で破った。合計1208ポイントのうち818ポイント(得票率約68%)を獲得した。

野田氏は投票前の演説で、「決めなければならないときに、物事をきちっと決められる政治の実現」をめざし、「働く人の元気」などの旗印を掲げて、「日本を元気にする」と訴えた。

民主党のエネルギー政策についても、1年半前には原子力発電を増やしてCO2削減をめざしていく方針だったが、「福島事故以来、状況は一変した」と述べ、野田政権が19日に閣議決定した「今後のエネルギー・環境政策」について、「原発ゼロ社会を30年代に実現するぶれない基本方針を明確に閣議決定した。固い決意だ」と表明した。

投票は国会議員2ポイント、公認予定者1ポイント、地方議員(計141ポイント)と党員・サポーター票(計409ポイント)は比例配分した。


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