副総裁に高村元外相を起用 自民党

自民党の安倍晋三総裁は9月28日、次期衆院選に向けた対応に重点をおいた党役員人事を行い、前執行部に続いて副総裁を置き高村正彦・元外相を起用、幹事長に石破茂・前党政務調査会長、総務会長に細田博之・元幹事長、政務調査会長に甘利明・元経済産業相を起用。国会対策委員長に浜田靖一・元防衛相、幹事長代行に菅義偉・元総務相が就任した。同日の臨時総務会で了承され、安倍新体制が正式にスタートした。

安倍総裁は記者会見で今回の役員人事について、「政権奪還への強力な布陣だ。自民党は経験に裏打ちされた責任感を持っている。その観点から重厚な新執行部を構成した」と強調、「日本を取り戻す」ために挙党態勢で政権奪還に臨む決意を表明した。


お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで