[原子力産業新聞] 2012年10月11日 第2642号 ＜4面＞

医療関係者向けネット教材開発　放医研

放射線医学総合研究所はこのほど、医療関係者向け放射線教育のインターネット教材を年度内に開発することを発表した。日本医師会が協力する。

放医研が４月にネットで公表した「医学教育における被ばく医療関係の教育・学習のための参考資料（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｎｉｒｓ．ｇｏ．ｊｐ／ｐｕｂｌｉｃａｔｉｏｎ／ｉｇａｋｕ＿ｓｉｒｙｏ／ｉｇａｋｕ＿ｓｉｒｙｏ．ｐｄｆ）」をベースにして、時間的余裕のない医療関係者にも細切れ時間を活用しながら学べる教材とするとしている。

同資料は、もともと医大生への参考資料として作成されたものだが、開業医や勤務医を含めた幅広い医療関係者の放射線防護・被ばく医療に関する基本的な知識を得る上でも役立つ内容となっている。同資料を公表したサイトには、５か月で３３万３０００件以上のアクセスがあった。

お問い合わせは、情報・コミュニケーション部（03-6812-7103）まで