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ブルースA2を送電網に接続 カナダカナダ・オンタリオ州のブルース・パワー(BP)社は16日、2006年から大規模な改修工事を実施していたブルースA原子力発電所2号機(CANDU、80.5万kW)を17年ぶりに州内の送電網に接続したと発表した。 同発電所では1号機も9月に15年ぶりの再併入を果たしており、BP社では「サイト全体がようやくフル稼働状態に復帰しつつある」と指摘。2014年までに州内の石炭火力廃止を目指す重要ステップの同発電所再活性化計画が最終段階に入ったと強調した。 ブルースA発電所では80万kW級のCANDU炉が4基設置されており、BP社はこれらの運転寿命を2043年まで延長することを目標に、1995年から98年にかけて4基すべてを休止。圧力管や燃料チャンネル、蒸気発生器の取り替えを含む大がかりな再活性化計画を開始した。 その後、3、4号機がそれぞれ04年と03年に運転を再開したほか、1号機も今年7月、「原子炉停止保証状態」からの復帰が認められて再起動。9月には1997年以降初めて州内の送電網に接続されている。2号機でも再併入後の作業として、安全系の停止試験を含む試運転のための最終活動が行われる予定だ。 |
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