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浜岡発電所で安全技術研究公募 中部電力中部電力は原子力研究の取り組みの強化を目指して今年7月に「原子力安全技術研究所」を浜岡原子力発電所(静岡県)内に設置した。 同研究所では、原子力発電所のさらなる安全性向上と発電所の運営の改善に資するため、浜岡原子力発電所の現場を有効に活用した研究を進めるとともに、将来にわたって原子力をエネルギー源として安全利用していくために必要な研究に取り組む一環として、研究公募を12月21日までの締め切りで、募集を開始した。 応募資格は、1)全国の大学、公的研究機関で科学技術研究に従事している研究者で、次の研究領域に関する研究が遂行可能な研究者または研究グループのリーダー2)静岡県内に本社または支社(事業所)があり、次の研究領域に基づいた研究が遂行可能な企業。 今回募集する研究領域は1)原子力の将来技術に資する基礎基盤的研究2)原子力発電所の安全性向上に資する研究3)浜岡原子力発電所1、2号機の廃止措置の改善に資する研究4)浜岡原子力発電所3、4、5号機の保守性・作業性の向上に資する研究。 研究期間は、2013年度開始とし、1年以上2年以内。研究費・採択件数は、1件あたり500万円/年を限度とし、合計10件程度を採択予定。研究の形態は、共同研究または委託研究。 選考方法は、社外の学識経験者等を委員とする「アドバイザリ・コミッティ」を編成して、1次・2次選考を経て決定する。採択された研究については、年1回、研究報告書を提出し、研究発表会でも発表。この発表会は、広く地域住民にも公開する予定。 応募資料の請求先は、静岡県御前崎市の中部電力・技術開発本部・原子力安全技術研究所「研究公募」まで。 |
お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |