児嶋眞平福井大学教授らが受章 秋の叙勲

政府は3日付で、秋の叙勲受章者を発表した。本紙関連では、元愛媛県知事の加戸守行氏が旭日重光章を、福井大学名誉教授の児嶋眞平氏が瑞宝重光章を受章した。

加戸氏は、1999年1月〜2010年11月の3期にわたって、愛媛県知事を務め、地方自治に尽力した。特に、県内に立地する伊方発電所でのプルサーマル計画推進を始め、原子力の安全確保、住民理解、バックエンド問題にも、地域の立場から積極的に関与した。

児嶋氏は、福井大学学長在任時、原子力委員会や経済産業省の検討部会で、エネルギー政策の立案に携わったほか、原子力分野では、連携大学院制度導入やアジア協力推進にも積極的に取り組むなど、人材育成、国際交流に尽力した。また、03年の福井・原産年次大会では、準備委員長を務めた。


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