[原子力産業新聞] 2012年11月8日 第2646号 ＜2面＞

除染推進パッケージで加速　放射性廃棄物処理

政府は６日、東京電力福島第一原子力発電所事故を受けた除染や、放射性物質に汚染された廃棄物の処理推進に向けた第４回関係閣僚会合（議長＝藤村修官房長官）を開いた。環境省が１０月にまとめた「除染推進パッケージ」に基づき、関係省庁が連携して除染を加速させることを確認した。

会合では国が行っている直轄地域の除染進捗状況や、その他の県の除染状況などについて説明が行われた後、除染の加速化と住民不安の解消などに向けて、関係省庁が連携して当たっていくことを確認した。

長浜博行環境相は閣議後の記者会見で、「中間貯蔵施設設置など大きな課題の解決に向け、知見や人材を集中して取り組むことを確認できた」と強調した。

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