ハザマ技術研究所が20周年公開 間組

間組は16日、茨城県つくば市にあるハザマ技術研究所で『つくば開設20周年記念技術展』を開催。一般に同研究所内を公開し、大型振動台を用いた地震解析のデモンストレーションや、除染や放射線遮蔽部材等のパネル展示を実施、同社の技術力を訪れた来場者にアピールした。

同社は原子力機構が中心となって実施した除染モデル実証事業に参加しており、その成果を生かし、福島県内各地での除染作業を手がけている。具体的には、国直轄の事業として浪江町での先行除染を実施しているほか、今後は伊達市、いわき市でも除染作業も受注している。

また同社は、原子力発電所から発生する低レベル廃棄物処分の試験施工や、研究炉(JPDR)の廃止措置に伴う極低レベル廃棄物の浅地層処分を実施してきた経験から、放射線遮蔽分野を得意としている。そのため、適正に密度管理されたベントナイト混合土を応用し、中間貯蔵施設(仮置き場)についても協力していきたい考えだ。


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