新体制5つの選択肢示す 原子力委見直し 有識者会議が次回結論

第5回原子力委員会見直しのための有識者会議(座長=大西隆・東京大学大学院工学系研究科教授)が4日開催され、見直しに当たっての基本的な考え方についてまとめた。

体制の見直しにあたり、(1)8条委員会として機能を強化(2)3条委員会を組成(3)原子力庁を設置(4)既成の行政組織に機能を移管(移管先候補=経済産業省、文部科学省、原子力規制委員会/原子力規制庁)(5)国会の付属機関として組成――を選択肢とし、それぞれについて優位的側面と消極的側面を挙げて、さらに検討を深めることが必要だとした。

次回第6回会議の開催は12日で、最終回となる。


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