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選挙前に考え方を取りまとめ 原子力委見直し会議第6回原子力委員会見直しのための有識者会議が12日に開催され、原子力委員会見直しに当たっての基本的な考え方について確認して終了した。 第5回の会議で挙げた行政組織・体制見直しの5つの選択肢については、それぞれの優位的側面と消極的側面についての議論が網羅できていないとして、選択肢のみを挙げるにとどめた。原子力委員会またはその後継組織が担うべき役割としては、(1)原子力の平和的利用の担保(2)バックエンド政策等の企画立案等――を必ず取り組まなければならないこととして所管すべきとした。 今回の取りまとめでは、原子力利用の政策の方向が定まらないとこれ以上の議論を積み重ねられないとして、組織形態についてはいくつかの可能性を提示して基本的考え方を示しただけだが、大西隆座長は、「選挙の前に一定の整理をしておくことに意味がある」とした。 お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |