[原子力産業新聞] 2013年1月9日 第2653号 ＜12面＞

【わが国の原子力発電所運転速報】　１２月の設備利用率５．３％に　１２年（暦年）は４．４％

原産協会の調べによると、国内原子力発電所の１２月の稼働状況は、総発電電力量１８億２１８４万ｋＷｈ、設備利用率５．３％となった。厳寒期の電力供給が危ぶまれる北海道では、伊達発電所（重油火力）で復水器等のトラブルが発生した。

また、１２年（暦年）の稼働状況は、発電電力量１７９億９１４１万ｋＷｈ、設備利用率４．４％。この１年間で、運転したプラントは、北海道電力の泊３号機、東京電力の柏崎刈羽５、６号機、関西電力の高浜３号機、大飯３、４号機、中国電力の島根２号機、四国電力の伊方２号機の計８基のみとなっている。

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