[原子力産業新聞] 2013年1月17日 第2654号 ＜1面＞

天野ＩＡＥＡ事務局長が会見

来日中の天野之弥ＩＡＥＡ事務局長は１１日、都内の日本プレスセンターで記者会見を行った。

福島原子力発電所事故以降のＩＡＥＡの取り組みについて、総会で採択した原子力安全行動計画について加盟国に実行を促し国際レビューを行っていることや、福島県と協力覚書を交わして除染や健康管理などで知見を活かしていくことなどを挙げた。

世界の原子力発電については、今後２０年で着実に増加するとし、日本が今後原子力発電をどうするのか世界の関心が集まる中、長期的視野に立って計画を立てていくべきだとした。また、日本の規制委員会が３Ｓを統括することになったことに歓迎の意を表した。

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