紅沿河1号機が初臨界を達成 中国

中国広東核電集団有限公司(CGNPC)は18日、遼寧省で建設作業中の紅沿河原子力発電所サイトで、1号機が16日午後9時42分に初臨界に達したと発表した。

2007年8月に着工した同炉は仏国の原子力技術を国産化した100万kW級のCPRで、2010年9月に運開した嶺澳原子力発電所U―1号機と同型の設計。同じサイトに最終的に6基が建設される予定で、このうちT期工事にあたる4号機までがすでに着工済みだ。U期工事の2基についても2010年7月に起工式が行われたが、福島事故を受けてその後の作業は中断している模様。

事業主体は遼寧核電有限公司で、中国電力投資集団公司とCGNPCが45%ずつ、遼寧省能源投資公司および大連市建設投資公司も5%ずつ出資している。


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