[新刊抄]電子書籍 「マルクス ワイマール 原子力――有澤廣巳先生に学んだこと」 濱地一樹 著

初代原子力委員の1人であり、その後、委員長代理、日本原子力産業会議会長として、その人生の後半を原子力の発展と共に生きた故・有澤廣巳先生――その先生の晩年期に原産会長秘書として約7年間仕え、先生の原子力に対する考え方や人となりに身近に接してきた1人の若者だった筆者の追想は、先生の戦前の経済学者としての生き方、活動、ドイツへの留学、戦時中の「極秘の戦後復興研究」などにも及ぶ。

「有澤先生の全貌をつかんだ人はいないでしょう」といわれるほど学界、官界、産業界で幅広く活躍した人はいない。その巨人であり、「化け物」とさえ言われた92年に及ぶ生涯の、読むのに肩の凝らない偉人伝となっている。

Amazonホームページhttp://goo.gl/YhjnDから、タブレットかスマートフォン用の電子書籍リーダー端末キンドル版として、出版されている。83ページ、ファイルサイズ363kB、料金は99円。


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