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運転認可の更新を申請 米TVAがセコヤーの2基でテネシー峡谷開発公社(TVA)は6日、2020年と21年に現行の運転認可が切れるセコヤー原子力発電所1、2号機(各PWR、約118万kW)について、米原子力規制委員会(NRC)に認可の20年延長を申請した。バランスの取れた電源構成で米国南東部の7州に低コストのクリーン・エネルギーを供給するという同公社の政策に沿った方針。更新が許されれば、両炉はそれぞれ、2040年と41年までの稼働が可能になる。 米国では運開時にNRCが40年間の営業運転を認可するが、104基の稼働中原子炉のうちTVAのブラウンズフェリー1〜3号機を含む73基で認可の更新を承認済み。これらに続いて更新を申請した原子炉は、セコヤーの2基も含めて15基となっている。 運転認可の更新手続きには約30か月、2300万ドルかかる見通しで、NRCは2年間かけて両炉の更新に関する公聴会を開催する。TVAも更新に関する環境報告書をすでに策定済みである。 お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |