内田勇夫元科技事務次官逝去 動力炉開発など担当

元科学技術事務次官の内田勇夫氏が12日、肺炎のため死去した。81歳。通夜は24日午後6時から、葬儀・告別式は25日午前10〜11時、いずれも東京・品川区の桐ヶ谷斎場で行われる。喪主は淑子氏(妻)。

内田氏は、原子力研究開発の黎明期に旧科学技術庁で動力炉開発分野などに携わり、研究調整局長、科学審議官などの要職を歴任、87年〜89年に事務次官を務め、退任後は、海洋科学技術センター(現海洋研究開発機構)、宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構)の理事長などを務めた。03年に瑞宝重光章受章。


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