エネルギー担当相にファロン氏 英国

英国のD.キャメロン保守党連立政権は3月28日、エネルギー気候変動省(DECC)・エネルギー担当閣外相の役職をビジネス・技術革新・職業技能省(BIS)のM.ファロン閣外相(=写真)が兼務することになったと発表した。

内閣改造にともなう人事で、政府は原子力や沖合風力発電といった低炭素産業および供給チェーンの関連作業を分野横断的に結びつけるのに有効だと指摘。これまでDECCのエネルギー担当相だったJ.ヘイズ氏は同省を離れ、内閣府をベースとする無任所閣外相に就任した。

ファロン氏は1983年に議会入り。90年から92年まで教育科学省の大臣を務めた後、97年に保守党議員となる。近年では同党の副委員長を務めており、昨年9月にBISの閣外相に任命されていた。


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