石渡鷹雄・元科技事務次官逝去 「もんじゅ」に尽力

元科学技術事務次官で、動燃事業団(現日本原子力研究開発機構)の理事長を務めた石渡鷹雄氏が3月17日、喉頭がんのため逝去した。86歳。

石渡氏は、東京大学工学部卒業後、科学技術庁他、通商産業省、外務省、環境庁など、行政機関の要職を歴任、1983〜84年に科学技術事務次官を務めた。その後、動燃事業団の副理事長、理事長(89〜94年)を務め、在任中は、「もんじゅ」の臨界達成など、核燃料サイクルの研究開発に尽力した。

通夜・葬儀は、25、26日、近親者のみで執り行われた。


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