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廃炉に立ちはだかる汚染水問題 福島第一事故炉廃止措置の現地状況廃止措置が進められている東京電力福島第一原子力発電所1〜4号機では、停電による使用済み燃料プール冷却設備停止(3月18日)、試験運転中の多核種除去設備(ALPS)の誤操作による自動停止(4月4日)、さらに、同5日には、地下貯水槽からの汚染水漏えいが発生するなど、トラブルが頻発している。汚染水漏えいについては現在、汚染水移送、タンク増設計画などの応急的対応に加え、政府、事業者挙げて、中長期的対策の検討に取り組んでいるところである。一連のトラブルにより、事故発生直後に緊急的に整備した設備類の信頼性が問われているばかりでなく、地元住民・産業からも不安の声が聞かれる。このような状況に鑑み、13日、田中俊一原子力規制委員長が現地視察に訪れた。 ここでは、福島第一の現地状況を、汚染水問題を中心に、今後、長期にわたる廃止措置の道のりから見れば一部分に過ぎないと思われるが、写真で紹介してみたい。(写真は原子力規制委員会提供) お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |