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破砕帯の活動性はないと評価 もんじゅ敷地内日本原子力研究開発機構は4月30日、「もんじゅ」の敷地内破砕帯に関する追加調査結果を原子力規制委員会に提出した。 敷地内破砕帯には、活動的であることを示す痕跡は認められず、敷地から約500m西に位置する白木―丹生断層に引きずられて動くこともないと判断している。 調査結果は今後、規制委の専門家会合で評価される。 原子力機構は12年8月、旧原子力安全・保安院より、「もんじゅ」の白木―丹生断層との地質構造上の関連性などに関する指摘を受け、追加調査を実施していた。今回の調査報告では、原子炉建屋基礎岩盤部で最長のa破砕帯周辺の地形に断層変位は認められず、破砕帯性状も白木―丹生断層とは異なり、活動的であることを示す痕跡はないとしている。また、海上音波記録からも、白木―丹生断層と敷地内破砕帯のつながりを示す活構造は認められず、地盤変動解析の評価で、活動した場合であっても、複数の破砕帯に生じるひずみや応力は極めて小さく、破砕帯が引きずられて動くことはないなどと結論付けている。 お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |