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〈山名議長〉事故により生活の場を奪われてしまった方々がいまだに苦しんでおられ、この国の国土が広域に汚染されたことは非常に深刻なことだ。現状では避難指示区域からの避難者が10万人を超え、帰還の目途がたっていない人たちが多い。事故以外の震災被害を含め福島県の復興に多くの課題が山積している。除染から生活環境、インフラ、産業の回復が喫緊の課題だ。技術的な問題や社会心理的な問題、行政面の問題、健康問題など多くの課題が複雑に存在するため、関係者が有機的に連携して取り組む必要があり、それぞれの関係者の果たすべき役割を考えるため、本セッションでは海外の知見も参考に議論する。 お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |