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帝人、放射線を遮蔽する繊維を開発 防護衣料、シートに帝人は4月24日、放射線(X線とガンマ線)を遮蔽するアラミド繊維織物とアラミドペーパーを開発したと発表した。放射線の遮蔽には一般に安価な鉛を使うが環境保全の面で好ましくない。そこで同社は世界屈指といわれるアラミド繊維のうち、高強力の特性を持つ素材「トワロン」、「テクノーラ」をベースに、放射線遮へい性に優れたタングステンの粒子を独自の技術でブレンドして実現した。5月上旬より、サンプル提供を開始し、放射線量の高い場所で使用される防護衣料やシート材などを中心に市場開拓を進めていく。 お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |