高浜3、4号の再稼動目指す 関西電力

関西電力は4月30日、13年度のグループ経営計画を発表した。原子力発電に関しては、安全最優先の行動を一層徹底した上で、大飯3、4号機に続き、高浜3、4号機の再稼働に取り組むこととしている。

このほど発表された経営計画では、電気料金値上げに対する需要家からの理解に努め、原子力プラント再稼働を可能な限り早期に実現するとともに、足元の収支改善に向け徹底した経営効率化を図ることとし、(1)安全最優先の組織風土の醸成と安定供給の完遂(2)徹底的な経営効率化と持続可能な経営に向けた取組(3)顧客・社会の新たな期待に応えるための取組――の3つのアクションプランを掲げている。「安全最優先と安定供給の完遂」に向けては、グループ全体での「ゆるぎない安全文化」を構築していき、大飯の安全・安定運転の継続と、他の原子力プラントの早期再稼動を実現すべく、さらなる安全性・信頼性の向上に取り組むほか、新規制基準に的確に対応していく。


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