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「活断層」の判断まとめ 規制委・有識者会合 敦賀破砕帯について原子力規制委員会の有識者会合は15日、日本原子力発電の敦賀2号機原子炉建屋の直下を通り、浦底断層付近まで連続するD―1破砕帯を、「耐震設計上考慮する活断層」と判断する評価結果を取りまとめ、次回以降の定例会合に報告されることとなった。 同委の島ア邦彦委員をヘッドとする有識者らにより、12年12月に現地調査を実施した後、計5回の評価会合を行い、その間、評価書案に対して、他サイトの破砕帯調査に係る有識者からのピア・レビューも踏まえ結論に至ったものだが、原電では、活断層の可能性を一貫して否定し、6月末までの計画で追加調査を行うこととしている。 今回評価の位置付けとしては、現在までに得られたデータをもとにした判断で、新たな知見が得られた場合は、見直すこともありうるなどとしている。 原電は会合後、審議に当たった各有識者宛に、「厳重抗議」を提出した。 お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |