[原子力産業新聞] 2013年5月16日 第2670号 ＜2面＞

大飯３、出力８０％に降下し清掃　２４日に出力復帰

関西電力の大飯３号機は１７日より、復水器内部の清掃作業のため、発電機出力を約８０％まで降下させる。大飯発電所（３、４号機）は国内で唯一運転中。

現在、定格熱出力一定運転中だが、復水器に海水を供給するライン２系列のうち、Ｂ系列の海水の流量に、海生物の付着とみられるゆるやかな低下傾向が認められたため、清掃作業を実施する。清掃に際しては、発電機出力を約８０％まで降下させ、Ｂ系列への海水の通水を止めた上で作業を実施。作業終了、出力復帰は、２４日の予定だ。

お問い合わせは、情報・コミュニケーション部（03-6812-7103）まで