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福島第二を訪問 年次大会 海外講演者の一行日本原子力産業協会は4月23日、第46回原産年次大会の海外講演者を対象に、東京電力福島第二原子力発電所のサイトツアーを実施した。同ツアーには、年次大会講演者のリーシング氏(世界原子力協会、理事長)、アルカータニ氏(UAE原子力発電社、国際・広報担当理事)、ボリショフ氏(ロシア科学アカデミー原子力安全研究所、所長)、モスカレンコ氏(ウクライナ・コロステン市長)らが参加。一行はシミュレーターでの311模擬体験や、津波に襲われた海水熱交換器建屋内を詳細に見学。津波の痕跡や、所員が人力で引いた仮設ケーブルの長さに目をみはっていた。 また福島第二3号機の格納容器内部等も見学。福島第一原子力発電所で燃料デブリが落下していると思われている箇所など詳細に説明を受けた。 リーシング理事長からは「福島第二では大変効果的な対策をとっており、素晴らしい対応をしたと感じている。あなた方は被災したご家族も顧みることが出来ずに、サイトに長期間滞在しプラントを守った。世界の原子力業界にとってヒーローであり、謝罪することは何もない」との感想が述べられた。 お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |