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全国発明表彰を発表 発明協会 オゾン法化学除染など発明協会は16日、13年度「全国発明表彰」の受賞者を発表した。優れた発明を完成し、その実施化に尽力した者を称え、科学技術の向上と産業の振興を啓発するもの。本紙関連の受賞は、「生体分子の動きも観られる高速原子間力顕微鏡」で、金沢大学とオリンパスの2名に発明協会会長賞、「オゾン法化学除染技術」で、東芝他の8名に日本経済団体連合会会長発明賞、「削り出し曲がり管(エルボ)の製造方法の発明」で野田金型(有)の1名に日本商工会議所会頭発明賞が与えられ、各企業の代表者などには発明実施功績賞が授与されることとなった。オゾン法はこれまで、国内の原子力発電所で、多くの適用実績を持ち、作業者の被ばく低減、廃棄物量の減容に貢献してきた。 なお、本表彰は、皇室の発明奨励により毎年、御下賜金を受けて行われているが、今回、最も名誉な恩賜発明賞には、大塚製薬他の「新規統合症治療薬・アリピプラゾールの発明」が決定した。 お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |