IAEAスクールが開講式 2回目の日本開催

原子力発電新規導入国における若手リーダーの育成を目的とする「IAEA原子力エネルギーマネジメントスクール」が27日、開講した(=写真)。産業界、教育・研究機関、関係府省等による「原子力人材育成ネットワーク」の支援で、昨年に続き2回目の日本開催。研修生は、計14か国・32名で、国内の電力、メーカーからも14名が参加している。

27日の開講式で、原産協会の服部拓也理事長は、原子力が国内のベースロード電源として果たす役割の重要性、一方で、アジア諸国を中心とする原子力発電の拡大を背景に、事故の経験を世界と共有していく必要などを一同に訴えかけた上で、本スクールが成功裏に行われることと同時に、「原子力人材育成ネットワーク」が一層発展していくことを期待した。


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