13年環境白書が閣議決定 温暖化問題深刻に

政府は4日、「真に豊かな社会を子供達へ――震災復興の中でともに考える持続可能な未来」をテーマとした2013年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書を閣議決定した。

福島第一原子力事故による放射性物質汚染の影響は甚大であると深刻に受け止め、また世界の人口が2050年までに90億人を超えて温室効果ガス排出量も2010年比で50%増加するなど、地球規模の環境問題が深刻化すると警告。こうした中で国内総生産(GDP)に加えて、自然環境や幸福感も対象とする「真に豊かな社会」の実現を提唱した。


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