「極めて小さいレベル」に 食品中のセシウム 全国15地域の調査

厚生労働省は21日、全国15地域で流通する食品中の放射性セシウムから受ける放射線量は、昨秋の調査で、現行規制値の根拠となった上限線量1mSv/年の0.6%以下で、極めて小さいレベルにあると発表した。

今回調査で、放射性セシウムから受ける放射線量は、福島県中通り地方で0.0038mSv/年となり、前回の0.0066mSv/年、前々回の0.019mSv/年よりも減少していた。その他の地域も、0.0009〜0.0057mSv/年で、年間上限線量値を大きく下回っている。

また、放射性カリウムから受ける放射線量には、大きな変化は認められなかった。


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