[原子力産業新聞] 2013年6月27日 第2676号 ＜2面＞

原子力の今後を考える講演会　ニュークリア・サロン

ＮＰＯ法人ニュークリア・サロンは７月１０日午後１時半より、原子力発電所の安全確保と再稼動に向け「原子力の今後を考える」と題した講演会を東京大学武田先端知ビル武田ホールで開催する。

藤家洋一・同法人代表理事の資源確保と環境保全の同時達成をめざすための原子力の方向性についての講演の後、村上秀明・日本原燃常務／再処理事業部長代理より、日本のエネルギー政策の中核となる原子燃料サイクルの確立に向けて準備の進む同社の現状についての報告を聞く。河瀬一治・敦賀市長からは、原子力発電と真摯に向き合い共存してきた地元自治体としてエネルギー政策という国家の重要政策を支えながら深く関わってきた経験とともに最近の地元情勢をふまえて原子力の今後について聞く。渡部孝男・東北電力常務取締役原子力部長からは、女川原子力発電所が地震・津波の被災にどのように対応し安全を確保したかについて、また福島事故を踏まえての更なる安全性向上に向けた取り組みについて聞く。

参加費は一般３０００円、ＮＳＦ会員２０００円。申込はニュークリア・サロン事務局まで（メールｎｓｆ＠ｏｎｙｘ．ｏｃｎ．ｎｅ．ｊｐ／電話０３‐６８０１‐６５３１／ＦＡＸ０３‐５４８０‐９６９０）。

お問い合わせは、情報・コミュニケーション部（03-6812-7103）まで