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ロストフ3に圧力容器据付 ロシアロシアの原子力総合企業ロスアトム社傘下のエネルゴアトム社によると、黒海北部に位置するロストフ(旧ボルゴドンスク)原子力発電所サイトで17日から3号機の圧力容器(=写真)据付作業が始まった。営業運転の開始は2015年を予定している。 圧力容器の重さは320トンで5月末にサイトに到着後、線路付き台車で原子炉建屋まで輸送。クレーンで吊り上げ、ミリ単位の正確さで格納容器内にある原子炉キャビティの支持リングに収めた。次の段階の作業としては連結器の配置などがあり、すべてが完了するまでに60日を要する見通し。その後、主循環パイプの溶接等が開始される。 ロストフ原発サイトでは100万kWのロシア型PWR(VVER)の1号機が2001年末、2号機が10年12月に営業運転を開始。現在、出力110万kWの3、4号機が建設中で、3号機では昨年10月末に格納容器の丸天井が設置された。 お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |