研究成果明確にと評決 事業レビュー 放射性物質・環境

概算要求前に、各府省自らが全事業の予算執行状況を事後点検する行政事業レビューの公開プロセスが、6月28日に終了した。本紙関連では、復興庁の公開プロセスで、「放射性物質・災害と環境に関する研究」が取り上げられ、外部有識者らによる審議の結果、成果を明確にすべきといったコメントとともに、「事業内容の改善」との評決となった。

本件は、放射性物質により汚染された廃棄物、土壌等の安全かつ効率的な処理処分技術・システムの研究などを行うもので、復興庁一括計上で予算要求し、環境省で事業が執行される。12年度の当初予算額は7億円で、6月27日のレビュー時の説明資料では、執行率98.6%となっている。


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