[ウィルファ原子力発電所 P.ジョーンズ 技能修習生3年目/N.エドワーズ 技能修習生4年目]
Q 技能修習制度はどのようなものか?
ジョーンズ 僕はメナイ・カレッジを通じて参加した。1年間のフルタイムコースで、エンジニアリング・オペレーションを実施する。異なる会社で技能修習生になることができる。そういった会社がカレッジに来て、学生と面談し、学生がどの会社へ行きたいかの希望を聞く。アングルシー島にある会社だけでなく、ウェールズ全土の会社だ。
Q 会社が学生にプレゼンをし、学生は興味を持った会社を選べるということか?
ジョーンズ そうだ。
Q 面談以前に原子力で働こうと思ったことはある?
エドワーズ 原子力で働こうと思っていた。面談で一層興味を惹かれ、原子力産業で働こうと思った。
Q 技能修習3年目とのことだが、今後の進路は?技能修習には年限があるの?
ジョーンズ 各自に実施すべきポートフォリオが与えられ、最初の2年間は異なる部門を経験する。それからHNDやHNCの取得に進める。
Q HNDやHNCは英国ではかなり高い資格と認識されているが、学生単独で取得するのは難しいのではないか?
ジョーンズ 会社が取得をサポートしてくれる。
Q 技能修習生4年目ということはジョーンズよりも少し上ということか?
エドワーズ 1歳年上というだけだ。メナイ・カレッジ出身だ。最初は基本的なエンジニアリングコースから始めるが、1年目を過ぎると会社から給料をもらえる。
Q エンジニアリングのコースとのことだが、特に専門分野はあるのか?
エドワーズ 計装制御系が専門だ。
ジョーンズ モーター機器のメンテを担当している。
Q 将来デコミ・フェーズに移行するが、働ける場はあるか?
ジョーンズ そう願っている。
エドワーズ 我々はみな出来ることなら何らかの形でウィルファで働きたいと思っている。閉鎖の時を迎えるが、その後どうなるかなんて誰にもわからない。でも新しい原子力発電所が建設されることをみなが願ってる。特にこの地域にとって産業がなくなるということは、スキルを持った労働力を受け入れる別の何かが必要だと思う。■
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