ウラン共同探査契約も 経産政務官、ウズベキスタン他訪問

佐藤ゆかり経済産業大臣政務官は7〜10日、ウズベキスタンとカザフスタンを訪問し、政府要人らと会談を行った。カザフスタンでは、原子力発電所建設計画に関して、日本より、事故の経験と教訓を活かし、安全面での支援を図ることを申し出たのに対し、先方から期待が示され、ウズベキスタンでは、ウラン共同探査の契約が締結されるなど、両国ともに資源・エネルギー分野での協力強化に向け成果を上げた。

両国の資源・エネルギー外交を巡っては、07年に当時の甘利明経産相が官民合同の大型ミッションのもと渡航し、戦略的なパートナーシップ強化が図られており、ウズベキスタンとは、ウラン、レアメタルの共同探査を行うことで、基本合意書が締結されている。

今回、ウズベキスタンとは、同国の国家・地質鉱物資源委員会と、日本の石油天然ガス・金属鉱物資源機構との間で、ウラン共同探査の契約署名式(=写真)が行われたが、世界有数のウラン資源国であることから、有望な鉱床確認により、原子燃料の安定供給に寄与することが期待される。


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