大飯、美浜の破砕帯評価最終報告 耐震上の問題なしと

関西電力は7月25日、大飯発電所敷地内の破砕帯調査に関する最終報告を原子力規制員会に提出した。12年11月に同委からのF―6破砕帯に関する追加調査指示を受け、敷地内南側のトレンチ調査を行い、活断層ではないことを確認したもの。

また関西電力は同31日、美浜発電所敷地内の破砕帯調査に関する最終報告を原子力規制員会に提出した。敷地内の破砕帯には、耐震指針で定める後期更新世以降の活動はなく、周辺の白木―丹生断層との関連性も認められなかったとしている。報告を受け、規制委は大飯について、同月末に現地調査を実施した。


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