核兵器廃絶に日本が先導を 広島市平和祈念式

広島市原爆死没者慰霊式と平和祈念式が68回目の原爆の日である6日、広島市中区の平和記念公園で開催された(=写真)。

安倍晋三首相、田村憲久厚生労働大臣、岸田文雄外務大臣、松井一實広島市長、被爆者や遺族ら約5万人が参列したほか、70か国と欧州連合(EU)の代表らが出席した。

松井市長は「平和宣言」で、日本が核兵器廃絶をめざす国々との連携を強化し、来年春に広島で開催される「軍縮・不拡散イニシアティブ」外相会合でNPT体制の堅持・強化を先導する役割を果たすことを求めた。一方、インドとの原子力協定交渉について、良好な経済関係の構築に役立つとしても核兵器を廃絶する上では障害となりかねないとした。


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