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3つの原則を明確化 経産専門委 汚染水に根本的解決福島第一原子力発電所汚染水対策に関し、8日に経済産業省の専門家委員会が開かれた。海への流出について「汚染源を取り除く」、「汚染源に水を近付けない」、「汚染水を漏らさない」を3原則とし、根本的な解決に向け、今後の進め方を9月中を目途にまとめることを確認した。経産省は、福島第一1〜4号機に、山側からの地下水が1日約1000トンあり、うち約400トンが建屋に流入、残りの約600トンの一部がトレンチ内の汚染源に触れ、汚染水として海に放出されている状況を説明、地下水くみ上げなどの緊急対策に加え、今後1〜2年に汚染水流出の原因を断つ抜本対策を重層的に実施する方針を示した。 東京電力は20日、福島第一原子力発電所で約300トンの汚染水が地上タンクから漏えいしたと発表した。大半はタンク周囲の堰の外に漏れ、周辺土壌に染み込んだ。同社は汚染拡散防止のため漏えい水や土壌の回収を急ぐ。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |