「内外に的確な情報発信」求める 原産がコメント

日本原子力産業協会は3日、福島第一原子力発電所の汚染水問題について、国による責任ある対応と国内外へ的確な情報の発信を期待する旨の理事長コメントを発表した。原子力規制委員会が国際原子力事故評価尺度レベル1からレベル3に引き上げたことについて、世界原子力協会(WNA)のリーシング理事長が問題視する見解を示す(本紙3面に詳細)など、不信感を招いている点を踏まえ同尺度の公表に「細心の注意」を求めた。また今月2日に田中規制委員長が汚染水の海洋放出に言及したことについても、「国内外の理解を得ることが必須」とし、規制委員会に、科学的根拠に基づいた適切な判断と説明を強く求めた。


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