重粒子線治療で協定を締結 佐賀県・SBI損保

佐賀県とSBI損害保険は8月22日、九州国際重粒子がん治療センター(サガハイマット、佐賀県鳥栖市)の広報や普及を含む、がん撲滅に向けた協力協定を締結した。

SBI損保は、サガハイマットの普及に向けた取組策の1つとして、サガハイマットで重粒子線治療を受けた際、保険金支払対象となる治療費を、直接サガハイマットからSBI損保に請求、支払を行う協定の取り交わしを検討している。

これにより、SBI損保のがん保険の加入者は、保険金が支払われるまでの間の治療費等の立替を心配することなく、安心して治療に専念することができるようになるという。

サガハイマットは産学官の共同プロジェクトとして誕生した、九州で初、日本で4番目となる重粒子線がん治療施設。今年6月に開院した。


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