[原子力産業新聞] 2013年9月12日 第2686号 ＜1面＞

日印原子力協定交渉が東京で　震災後、初めて

第４回日インド原子力協定交渉が３日、東京で行われた。これまで２０１０年の６月と１１月に東京で、同年１０月にインドで交渉を実施しており、震災後では初の開催。

安倍首相が５月末に、来日したインドのシン首相と会談し、日インド原子力協定の早期妥結で合意していたもの。

日インド原子力協定担当日本外務省特別代表を務める下川眞樹太外務省南部アジア部参事官を日本側の交渉団長として、インドからは、ゴータム・バンバワレ外務省東アジア局長を交渉団長として、それぞれ関係者が出席した。今回の交渉では、日インド間で、原子力の平和的利用に関する協力を行うことを目的とした日インド原子力協定の締結に向け、同協定の内容に関する協議を行ったほか、今後の進め方についての議論を行った。

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