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高速炉研究などに協力範囲拡大 米国とロシア米国とロシアの両政府は16日、原子力およびエネルギー関連の科学・研究開発分野で二国間の原子力協力協定に調印した。2011年1月に発効した原子力平和利用分野における両国の協力協定の条項を拡大したもので、原子力関連の研究所同士で有望技術の基礎・応用研究協力が法的枠組の下で可能になる。 特に、国際的な保障措置や多目的高速研究炉国際研究センターの設置、ロシアの高速研究炉(BOR―60)を利用した燃料と材料の照射等でプロジェクトを実施する可能性があるが、両国は同協定下で対等な立場を有するため、必要経費は自国負担となる。また、添付資料として、知的財産権の配分、保護・保全に関する規定が盛り込まれた。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |