[原子力産業新聞] 2013年10月3日 第2689号 ＜2面＞

８項目の条件付け調査受け入れ　双葉町

福島第一原子力発電所事故の除染に伴う廃棄物を保管する中間貯蔵施設の候補地となっている福島県双葉町は９月２７日、環境省の現地調査を受け入れることを発表した。

双葉町では、受け入れにあたり、これはあくまでも調査の受入れであり、施設設置の受入れではないこと。また、調査対象となる土地の地権者には事前に必ず了解を得ることなど、全部で８項目の条件を付して調査を受け入れることにした、としている。

環境省は双葉町でのボーリング調査開始への準備に着手する。福島県内では大熊町と楢葉町が、現地調査を受け入れ、調査を実施している。

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