対策の全体項目の整理を検討 汚染水対策委員会

福島第一原子力発電所事故炉の汚染水問題を検討する経済産業省の対策委員会は25日、年内に取りまとめることとしている予防的・重層的な処理対策の全体像の主要項目を整理した。

取りまとめでは、汚染源ごとのリスクの程度、既存の施策の進捗・効果の評価を踏まえ、各施策の具体的内容、優先順位付け、実施スケジュールなどを決め、これまで「モグラたたき」といわれてきたトラブルが顕在化してから対処する方法から、潜在的リスクなども評価し、リスク全体をマネジメントしながら、想定外の事象が発生しても全体が機能するシステムを構築する。

また汚染水問題について公募を行った技術提案が、計779件あったことが報告された。


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