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美浜町に拠点整備へ 電事連が基本構想 緊急事態の支援組織電気事業連合会は25日、原子力緊急事態支援組織の基本構想を発表した。原子力災害発生時に、遠隔操作が可能なロボットなどの資機材の投入、屋内外の障害物の除去他、事故発生サイトの収束活動を電力大で支援するもの。福井県美浜町内の園芸研究センター内の一部を拠点候補地として調査を進める。 支援組織の設置は、12年7月の大飯3、4号機の再稼働に際し、自主的・継続的な安全性向上の取組として打ち出され、既に日本原子力発電の敦賀総合研修センター内に拠点を置き、必要なロボットの調達や、操作要員の訓練が実施されている。 基本構想では15年度目途に実運用するため支援組織の基本的役割の他、事故時・平常時の実施事項、整備する資機材、機能・仕様等を整理。施設には、指令室などの事務エリア、資機材保管庫以外に、教育・訓練施設や、がれき置場の他、輸送用大型ヘリの離着陸が可能なヘリポートの確保も考慮する。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |