大深度ボーリング工事実施 志賀2号 地下構造を3次元的に調査

北陸電力は1日、志賀原子力発電所2号機の耐震安全性向上工事と、敷地内の大深度ボーリング工事を実施すると発表した。

志賀発電所は現在、運転停止中だが、安全強化の一環として、4日より、2号機原子炉建屋の屋根トラスとクレーンの耐震安全性向上工事を、また、地下深部の3次元構造地下構造に関するデータの充実を図ることから、7日より、大深度ボーリング工事を開始する。大深度ボーリング工事は、起振車で地下に振動を与え、孔内で受振データを解析することで、地下構造を3次元的に調査するものだ。

なお、志賀発電所では、原子力規制委員会への年内最終報告提出を目指し、敷地内破砕帯の追加調査が進められている。


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