放射線リスクでフォーラム開催 技術士会

日本技術士会は25日、東京・港区の機械振興会館で、「技術士フォーラム―放射線による被ばくリスクと放射線防護をどう考えたらよいか」を開催する。

山下俊一氏(長崎大学副学長)、山口一郎氏(国立保健医療科学院上席主任研究官)、丹羽太貫氏(京都大学名誉教授)を講師に招き、(1)放射線による身体影響(2)従来の放射線防護の考え方と基準値(3)福島の汚染状況や住民への健康影響――にテーマを絞り、福島の復旧支援活動、事故後2年半を経て解ってきた事実と、説明が放置されてきた誤解の整理を試み、原子力の是非を問う政策論は切り離して、今後「われわれは何をすべきか」、参加者自身が答えを導いていくことをねらう。

定員200名。参加費は、正会員2000円、非会員4000円など、当日会場で支払う。申込み・問合せは、日本技術士会事務局(電話03―3459―1331)まで。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで